部位説明 |
~写真例~ |
① 屋根(やね)
建物を日射や雨風を防ぐために設けられた最上部の覆い。防火性能が要求されます。 |
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② 外壁(がいへき)
建物の屋外に面する壁で、防火地域などさまざまな規制の対象になります。
最近では、ほとんどが大壁であり、外壁に柱が見えることはありません。
開口部をのぞくと、一様の仕上げになることが多く、建物の印象を決める大きな要素です。 |
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③ 基礎(きそ)
土に接して建物支える部分で、大きく分けて独立基礎、布基礎、ベタ基礎があます。
現在の木造住宅では、鉄筋コンクリート製のベタ基礎が多く使われています。 |
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④ 胴差し(どうさし)
木造住宅の構造材で、1階管柱と2階管柱の間にある水平部材。
柱をつなぎ2階の荷重を1階に伝える役目を果たします。 |
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⑤ 棟木(むねぎ)
屋根の頂部のことを棟といい、頂部に水平におかれる部材を、棟木と呼びます。 |
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⑥ 破風板(はふいた)
屋根の妻側に取り付けられた、桁や母屋の鼻を隠すための飾り板。 |
⑦ 鼻かくし(はなかくし)
屋根の軒の先につけられる隠し板。 |
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⑧ 水切り(みずきり)
雨仕舞いのために、施工すること。
屋根の流れ尻や螻羽、それに外壁の最下部、サイディングの張り始めなどに使います。 |
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⑨ 軒天井(のきてんじょう)
軒を下から見上げた部分。屋根の裏側に位置します。 |
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⑩ 軒樋(のきどい)
軒先につける樋のこと。
丸樋と角樋があり、最近では角樋が普及し始めています。 |
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⑪縦樋(たてとい)
軒樋で集めた雨水を地面まで導くための管。 |
⑫ 下屋(げや)
全体の屋根より一段下がってつくられ、壁から始まる片流れの屋根。
入側(いりかわ)の上や、小規模な部屋の上にかけることが多い。 |
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⑬ 霧除け(きりよけ)・庇(ひさし)
外壁に取り付けられた、片流れの屋根状の突出部。窓などの上にとびだした小さな屋根。
霧除け庇は開口部の上部に付ける小さな屋根状の雨除け。 |
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⑭ ガラリ戸
外部に対して視線を遮りながら換気ができるように、細長い板を平行に取り付けたもの。 |
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⑮ 雨戸(あまど)・戸袋(とぶくろ)
外部に面した開口部に建て込む建具。通風や採光をかんがえた雨戸も市販されています。
戸袋(とぶくろ)は雨戸の収納される造作部分。 |
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⑯ 笠木(かさぎ)
水平になった部分に、上部からかぶせるようにした部材。
パラペットや手摺りの上部に使います。 |
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⑰ 濡れ縁(ぬれえん)
和室の先につづくベランダのこと。
上部に庇があるだけで、大雨のときには濡れてしまうので、この名前があります。 |
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